2016年7月27日水曜日

Database Lounge Tokyo #1 に参加しました

巷でウワサのキャンセル待ち続出イベントDatabase Lounge Tokyo #1に参加してきました。ありがたいことに抽選あたりました。

感想は一言で言うと「楽しかったけど脳は疲労困憊!」です。
全編通して「ゆるふわ」の定義を再確認したほうが良さそうなゆるふわっぷりに、登壇者の御三方も、参加者もみんな楽しそうでした!
(ひそかに流行らせたい「きゃっきゃうふふ」も同種のものだろうか。きゃっきゃうふふ専門家の意見が求められるところである。あと、一緒にいった会社の後輩ちゃんが「次は本当のゆるふわを見せてやる!」と意気込んでいたw)

■イベント情報まとめ

セッション資料や動画公開されているので、内容を知りたい人は是非こちらを見てください。
資料や動画が公開されています。勉強会の趣旨とかはコチラのグループページへ。

ツイッターまとめました。Database Lounge Tokyo#1 ツイートまとめ
(誰でも編集可能にしたので、漏れてたら追加してください)

資料
MySQLアーキテクチャ図解講座(奥野 幹也氏)
並列クエリを実行するPostgreSQLのアーキテクチャ(海外 浩平氏)
トランザクションの設計と進化(熊崎 宏樹氏)

■セッション

ゆるふわしたセッションたちの「感想文」です。内容が知りたい人は動画をみてください(キリッ!)

・MySQLアーキテクチャ図解講座(奥野 幹也氏)

奥野さんの発表を生で聞くのは初めて。多岐にわたるMySQLの基礎~新機能までを、知らない人向けに、1時間足らずで、次々話していくんだけど、なぜかスッと伝わってくる感じであった。
実況ツイートしてたけど、各所で話されてることが明確なのでなんか書きやすかったです。
こうやってMySQL触った事ないマンだけど知った気になっていくw

・並列クエリを実行するPostgreSQLのアーキテクチャ(海外 浩平氏)

海外さんも一枚かんでた最新機能「パラレルクエリ」を中心にPostgreSQLのアーキテクチャを語る。
ポスグレの内部実装の話は何度も聞いているのでついていけたが、実運用する上では1㍉も知らなくて良い話(失礼w)であった。いや、ほんとは30%ぐらいは知っておいて欲しい。
けどけど、このセッションが難しかったかもしれないけど、ポスグレ使うのは簡単なんですよ!パラレルクエリも簡単に使えるようになるんですよ、なんと無料で!●racle EEオプションに何百万円、何千万円とかけた人だけ使えた機能が、やっとポスグレでも追い付いてきたんですよ!

・トランザクションの設計と進化(熊崎 宏樹氏)

脳みそがパニック。(ダイイングメッセージばりに短いメモだけとれたので、勉強してから出直します。)

えーっと、(恐る恐るまとめると、)トランザクションが守るべき原則(ACID)があって、それを実現しようとすると、今まではRDBみたいな実装、つまりロックで順序を決めて、定期的に変更履歴を書くことでやってきた。しかしそんなのはメモリが貧弱だった時代のものであって、今のハードにあったトランザクションができるじゃないか、という学術レベルの話。
TPC-Cベンチで現公式記録を数倍?数十倍?ぐらい塗り替えるスコアをたたき出す半面、必ず全てのクエリが40msかかる、レイテンシを犠牲にして並列実行性をめちゃくちゃ高めた方式である。
商用製品は2020年ごろには出てくるんじゃないか、とのこと。

■その他

今日の会場はインサイトテクノロジー様に提供いただき、飲み物もビールからソフドリ各種まで振舞っていただきました。ありがとうございました!
インサイトさんの北海道(と言ってた?) と中継で繋がっており、たくさんの方が画面の向こうで見ていたのは印象的でした。上記の飲み物の件といい、この実行力、どなただろうと思ったら社長さんがガッツリ興味を持たれていたとのこと。うーんなるほど。
と思ったらセッション中の講師(主に熊崎さん) に絡む絡むw会場は爆笑(&ちょっと苦笑)でした。

さて、第二回はバックアップをエサにゆるふわしてくださる方々がいらっしゃるそうです。
9月頃開催予定だそうです!

以上

0 件のコメント:

コメントを投稿

PostgreSQL11のJITコンパイリングを試す

llvm-postgres 開発中のPostgreSQL11でJIT(Just In Time=実行時)コンパイリングを行い、クエリ性能の高速化を期待する新機能が登場した。 本記事では 構築方法を確認したので紹介。JITコンパイ...